the Cat Met with Special Boxes.

第8話 素食の晩餐 FAKE FOOD

そしょくのばんさんVegetarian Dinner

粗筋

独自に「個別の十一人」の調査を続ける9課。
その網にカワシマ・ショーなる一人の男がかかった。
カワシマが勤める台湾素食の店で、24時間の行確を開始するバトートグサ内閣情報庁の動きを牽制しつつ、荒巻は公安1課もカワシマ確保に動いている事を突き止める。
情報が錯綜するなか、動き出すカワシマ。
はたしてカワシマは本当に「個別の十一人」なのか・・・


登場人物

用語

セリフ

草薙素子「奴の裏は取れたか?」
イシカワ「芳しくないな。思っていた以上にガードが固い。情報庁は、戦前からあるいくつかの情報機関と、旧防衛局を統合して出来た一番新しい行政組織だからな。だがゴーダの所属している戦略影響調査会議においては、国内外の情報収集、分析、それに自衛軍の活動等について数々の非合法な情報操作を行っている痕跡が見つかった。」
草薙素子「プルトニウムの1件もその一つと言う訳か。」
イシカワ「そういう事だ。」
草薙素子「奴の経歴は?」
イシカワ「防衛局からのヘッドハンティング組で、一気に今のポジションに登りつめている。」
イシカワ「だが、当時の記録はぱっとせず、寧ろ落ちこぼれだった様だな。正直実体の掴めん男だよ。」
草薙素子「それは?」
イシカワ「ゴーダの防衛局時代の顔だ。何かの事故で負傷したらしいんだが、その時の傷を今でもそのままにしている様だ。」
ボーマ「今より印象が無いな。」
草薙素子「よし、奴の裏取りは一旦切り上げ、課長の指示を受けろ。」
イシカワボーマ「了解。」
イシカワ「やれやれ、徹夜から一気にランチミーティングか。」

dividual episodes:素食の晩餐 FAKE FOOD

荒巻大輔「急遽集まって貰ったのは他でもない。この所立て続けに起こる事件への対応をどうして行くか、その方針を伝える為だ。」
バトー「その前にあの野郎をぶん殴りてえとこなんだがな。」
トグサ「俺も同意見ですね。内庁の行為は明らかに内に対する外圧です。それを二度も受けて黙ってる気はありませんよ。」
荒巻大輔「安心しろ。それは儂とて同じだ。」
バトー「にしちゃあ、頻繁に総理の所に行ってるみてえだが?俺達の首に綱をつけたがってるのは、首相本人なんじゃねえのか?」
荒巻大輔「それはなかろう。彼女は前政権の疑獄から世間の目を逸らす為に担ぎ出されたお飾りではあるが、味方になる事はあっても敵になる人間ではない・・・恐らく、少佐の方でも独自に調べを進めているとは思うが、内閣情報庁内において陸自ヘリ暴走事件と先日のプルトニウム輸送の件で、意図的な情報操作が為されている節がある。今の所内庁がこれらの件に関して何を企んでいるのかは定かではないが、度重なる内への外圧は、その何かを隠しておきたい政府内の動きと考える。」
草薙素子個別の十一人事件に関しては?」
荒巻大輔「うむ、首相暗殺未遂と言う重大なテロ行為に対し最も近い立場にいた我々を捜査から遠ざけている訳だからな。」
バトー「総理が張り子の虎だとして、政府が相手なら飼い主に噛み付く事に変わりはねえ訳だ。それでも行くんだな?」
荒巻大輔「気に入らんか?」
バトー「そいつを待ってたんだよ。」
荒巻大輔「よかろう。では、作戦を説明しよう。」

荒巻大輔「ここに挙げた資料は、全て個別の十一人を名乗る別々の犯行グループによって引き起こされた物だ。JNNテレビ義援金不正流出事件、難民支援組合爆破事件、無償義体を難民に提供していたNPO団体脅迫事件、闇義体医師溺死事件、ネットバンク頭取轢殺事件、民政党代議士刺殺事件、人気電脳ラッパー伝説射殺事件、南陽新聞社脅迫事件、そして茅葺総理暗殺未遂事件、これら九つの事件の内で、容疑者が目撃されている事件は首相暗殺未遂事件のみとされていた訳だが、それ以外にもう一つ容疑者らしき人物が目撃されている事件が見つかった。」
草薙素子「初耳ね。警察庁は情報の開示を拒んでいた筈だけど。」
荒巻大輔「うむ。笑い男事件の時とは違い、彼等も相当な覚悟で取り組んでいる。それが要らぬ壁になっているのも事実だがな。」
荒巻大輔「これは、警察からではなく事件の当事者から独自に入手した映像だ。」
バトー「南陽の記者って事か?」
荒巻大輔「そうだ。今迄に南陽新聞は難民政策に対する批判的な姿勢から、個別の十一人により3度社屋に銃弾を打ち込まれている。そしてその全ての事件発生時に、防犯カメラに映し出されていたのがこの男と言う訳だ。名前はカワシマ・ショー。一月程前から台湾素食の調理人として南陽新聞社近くの料理店に勤め始めている。元自衛官だった経歴も見つかった。」
トグサ「その情報は何処から?」
荒巻大輔「奴の顔の骨格データを送って軍情報部の協力を得た。」
バトー「結局の所俺達の親戚筋は警察より軍って事か。で、俺達にそいつをどうしろと?」
荒巻大輔「まずはその男を捕らえ、その思想と背後関係に隠された意味を調べる。今の所内庁個別の十一人との繋がりは確認出来んが、何を媒介にしてスタンド・アローンのテロリスト集団が現れたのかを紐解いて行けば、その思惑も透けて見えよう。」
草薙素子「そうかもね。バトートグササイトーパズカワシマ・ショーの身柄を確保。イシカワボーマは引き続きゴーダの裏を探ると同時に、首相暗殺未遂の実行犯の検索捜査を行う。」
一同「了解。」

トグサ「これで漸く内らしくなってきたけど、よく分からないのはこいつ等だよな。」
バトー個別の十一人か。他の7つの事件にしても難民解放って謳い文句は一緒だが、どれも統一性が見えねえ。犯行声明文に描かれたマーク以外に共通項も無いしな。」
トグサ「もしこれが笑い男事件と同じ性質の物だとすると、模倣者達のオリジナルは中国大使館に立て篭もった連中って事になるのかな?」
バトー個別の十一人を最初に名乗ったのはあいつ等だからな。」
トグサ「でも、あいつ等以外は逆に名乗っていないんだよなあ。俺達にしたって、あのマークについて調べてる内にある思想家の評論に行き着いて、読み方を知ったってだけでさ。」
バトー「スタンド・アローンタイプの事件では、動機付けとなる媒介者が必ずしもオリジナルではないって事だろう。」
トグサ「確かにそうなんだけど、俺は寧ろ、このマークを使っている連中のほうにオリジナリティを感じるんだよなあ・・・ん!?まずっ・・・なんだよこれ、サイボーグ用じゃないか。」
バトー「ああ。死にゃしねえよ。材料は90%のグルテンとアミノ酸ベースの僅かなマイクロマシンだ。」

バトー「おう、どうだった?」
サイトー「駄目だ。アパートには4日以上帰ってない。俺は新聞社の方を張ってみる。」
バトー「おう。」

バトー:出遅れたな。折角の情報も鮮度が落ちちゃ役に立たねえ。どうする?少佐、このまま張り込みを続けるか?
草薙素子:身柄の確保が最優先である以上、確率を重視する他あるまい。南陽への脅迫も継続されている訳だし、店には昨日迄顔を出していた訳だからな。
バトー:あんまり能動的じゃねえなあ。
草薙素子:数をカバーする為の援軍は送った。
トグサタチコマ3機じゃ、張り込みの効率は上がりませんよ。
タチコマ:やだなあトグサ君。僕達個体差を維持したまま並列化出来る様になってエージェント機能が追加されたんだよ。エッヘン。
タチコマ:言わば幽体離脱出来る様になったって感じー。
タチコマ:これで身体を現場に留めたまま絶えず情報の摂取に行けちゃうんだよねえ。
タチコマ:僕達はこれを情報の宴と呼んでいるんだ。
草薙素子:お喋りはいい。バトーIRシステムからの検索能力を上げて、積極的にカワシマの身柄を確保しろ。
バトー:了解。

トグサ少佐の奴、いつの間にこんな仕掛けを?」
バトー「確かに、ここんとこ内は人手不足だったからなあ。」

タチコマ:全然見つかりませんねえ。PKF仕様の義体なんかを換装しようとすれば必ず足が付くと思うんですけど・・・もう国内にいないのでわ?
ボーマ内庁の情報調査を疑いたくもなるな。」
イシカワ少佐、ローカルネットから面白いものを見つけたぞ。ゴーダの学生時代の卒論だ。」
草薙素子電脳は社会性を営む上で個性と協調性のどちらを尊重するか、プロデューサーとしての立ち位置からの英雄論。」
イシカワ「意外に興味深い内容だ。タイトルにもある様に、今の社会構造には電脳が個の消失と共に無意識下での協調性を望む傾向にある事を示唆しているのだが。そいつを応用して大衆の無意識を意識的にコントロールするリーダーをシステムの一部として創造すると言う内容だ。」
草薙素子笑い男事件を構造解析した様な内容ね。」
イシカワ「ああ。だが日付を見る限りでは、こいつが書かれたのは笑い男事件より随分前って事になるな。その後奴は情報科学、情報倫理、応用情報論等を学び、一度民間企業に就職している。」
草薙素子「民間?」
イシカワ「今や義体技術やマイクロマシン製造でその名を知らないものはいない超多国籍企業ポセイドン・インダストリアル、当時の大日本技研だ。」

荒巻大輔「超速道路を使って、博多に向かえ。」
9課オペレーター「了解しました。」

荒巻大輔「儂だ。」
久保田「荒巻、すまんが余り時間が取れなくなった。こっちには何時に着く?」
荒巻大輔「約束通りだが?」
久保田「そうか、なら例の店でどうだ?余り公の場で会うのもなんだしなあ。」
荒巻大輔「構わんよ。」
久保田「そうか、じゃあ先に行ってるぞ。」

トグサ「ちぇっ、美味そうだよなあ。この所碌に家にも帰ってないもんなあ。」
バトー「お前、それが何か知ってるか?」
トグサ「鰻だろ?それ位俺だって分かるさ。」
バトー「違うな。そいつはグルテンと椎茸を素材にして作った偽鰻料理だ。」
トグサ「え?」
バトー「台湾素食、いわゆるスーシー※1ってのは古来一部の僧侶達が独自に編み出した特殊な料理なんだ。」トグサ「精進料理みたいなもんか?」
バトー「まあな。だが日本の精進料理と違う所は、素材をそのまま調理せず、豆やキノコの類を細工して肉や魚を再現している所にある。お前さんが食い残したそのサンドイッチと同じ様なもんだ。」
トグサ「お・・・ホントかよ・・・?でもさ、何故台湾の坊さんはそんな面倒な料理法を思いついたんだ?初めから肉の味を知らなきゃそんな必要無い訳だろ?」
バトー「そりゃそうさ。だがな、誰だって仏門に入る前は何でも食えるんだ。幾ら修行の身でもその頃の記憶を消す事は出来ねえよ。」
トグサ「成る程ね。でも、自棄に詳しいんだな。もしかして、旦那も本物の味が懐かしくなるとか?」
バトー「たとえサイボーグでも脳が求める食欲はある。だからこそ娯楽としてのサイボーグ食も作られるって事だ。」
トグサ「過去の記憶を思い出す為の再生装置としての味って事か。カワシマの奴は何処でそんな料理を?」バトー「恐らく台湾に駐留した時にでも覚えたんだろうな。お前等、ちゃんと見張っとけよ!」
タチコマ:ハイハーイ。
トグサ「なんだよ・・・」

司会者「今夜のテーマは難民問題とテロリズムですが、この所の流れをもう一度整理しておきたいんだけれど、政策目標を失った政府の怠慢が個別主義者の台頭を促し、義心に答えを見出す過激因子が登場してきた、と言う事でしょうか?」
±橋「それは違う。今の政権が弱いから出てきた訳じゃないです。現政権が発足する前から国防族議員は新日米安保の締結を考えていた。今ならアメリカからイニシアチブ※2を奪えるってね。個別主義ってのはその流れに並行して既にあった訳。寧ろインディビジュアリスト達を過激にさせたのは、税金を無駄に食い潰す300万の難民だ。いい加減奴等を何とかしなきゃならない時期に、この国は来てるって事ですよ。」

ゴーダ「面白い。」

パネリスト「だったら最初から受け入れなんてしなければ良かったんだ。」
パネリスト「それを言っちゃお終いだがね。しかし、難民措置法がその後どれだけ国民に増税を強いてきたか。しかもその税金が難民措置に託けて」

ゴーダ「誰かいるか?今チャンネルW3でやっている討論番組の録画ディスクを持ってきてくれ。」
内庁職員「分かりました。」
ゴーダ「当然続きも録画しておけよ。」

±橋「もし難民を急速に刺激したら、それこそ彼等も治まりが着かなくなる。俗にいう自爆テロなんかは、自らの未来に一筋の希望も持てなくなった時に起こす最終手段なんです。だから彼等には自発的に自立を促していく必要があるんです。解放と言う名の自由を与えてね。」
パネリスト「何を言ってるんだ君は。難民に自由を与えた所で、彼等が自分達の問題を自分で解決出来る訳がないじゃあないか。」

バトータチコマ、あの車のナンバー照合かけとけ。
タチコマ:了解。

±橋「いくつかのテロについて全容をお話した上で、具体的な問題提起に入りましょうか。」

トグサ「お・・・こいつ、あの時の・・・」

パネリスト「まあ・・・何ですか、そのー、警察庁がひた隠しにするテロ事件ていうのは?」
±橋「恐らく事件自体は皆さんも知っているとは思うんですが、中国大使館立て篭もり事件以後に8件程テロ事件が起きているのをご存知ですよね。」
パネリスト「電脳ミュージシャンや、難民に対して宥和政策を掲げていた議員が刺殺された事件の事か?」
±橋「そうです。それらの事件で警察庁は、マスコミに対して全く発表していない事実があるんです。」
パネリスト「勿体付けないで、早く教えてよ。」
±橋「このマークを見た事はありますか?」

タチコマ:一応チェーン店に一般登録された車輌ですね。
バトー:そうか。

±橋「犯行声明文として送りつけられた手紙に、全て共通して書かれていたマークなんです。」
パネリスト「そんな話は聞いた事がない。」
パネリスト「私も聞いた事がない。」

トグサ「こいつ、どうしてそれを・・・?」
バトー「どうだ?張り込みはタチコマに任せっきりか?」
トグサ「あ、いや・・・」
バトー「ほらよ。」
トグサ「そんなの食ってる場合かよ。」
バトー「なんだよ、本物だぜ?」
トグサ「そうじゃなくて、こいつ。以前会った事のあるルポライター集団の一人だと思うんだけど。個別の十一人の事件についての極秘情報を知ってやがるんだ。」
バトー「はあ?」

パネリスト「それじゃあ説得力がない。」
±橋「では、このマークの読み方を知ったら、貴方達も少しは驚くかもしれませんよ。このマークは個別の十一人と読みます。この呼び名は半世紀前に書かれたある評論集のタイトルから取られたものですが、この名を使って事件を起こしている者達は、難民を解放すると言う動機の下に、横の繋がりを持たずに現れた個別の集団なんです。」

バトー「なに言ってんだこいつ・・・」

±橋「難民街の上空を自衛軍のヘリが飛びまわったのを機に姿を見せ始めたインディビジュアリスト、彼等は難民を本気で解放しようとする動機を持った****達だったんですよ。」
司会「お話の途中ですいませんが、ここで一旦CM」

ゴーダ「こういう感染例もあるんだな。」
黄村「はい。余り警察の品格を下げる訳にもいかないので、いい火付け役かと。」
ゴーダ「そうだな。ところで、南陽の事件と首相暗殺事件の感染者の件は?」
黄村「はい。南陽の感染者に関しては既に公安1課を操作してありますので、直にパージ出来ると思います。首相暗殺を試みた感染者に関しては、PKFで半島に行った者ではないかと。名はクゼ・ヒデオ。感染因子から逆算して辿り着いた解答なので、恐らく当たりです。」
ゴーダ「クゼ君か・・・」

久保田「例のゴーダと言う男だが、防衛局時代の同僚に聞いても殆ど覚えてる者はいなかったよ。例え覚えていたとしても、存在が薄かったと言う事しか覚えてないそうだ。はっはっはっは。」
久保田「だが、採用時の精神分析テストの記録が見つかった。内向的だが自意識と自己顕示欲が強く、反面、他者を利用して自己を表現しようとする傾向がある。」
荒巻大輔「今の彼とは多少イメージが違うな。」
久保田「どうした?食わんのか?昔と味は変わっていないぞ。」
荒巻大輔「昔と変わらんか。」

久保田「それとな、こないだ聞かれたカワシマと言う自衛官の事だが、公安1課からも問い合わせがあってな。何でも、ウォン・チューレンなる殺し屋がカワシマの顔を盗んで中華街に潜んでいるので顔のデータをくれといってきた。」
荒巻大輔「何故それを先に言わん!」
久保田「ん?俺はてっきりそっちとは連絡済みかと・・・」
荒巻大輔少佐草薙素子:南陽の件とは別に、1課が動いているのはおかしいわね。
荒巻大輔:急いでバトー達に伝えろ。
草薙素子:もう伝えてるわ。

バトーウォン・チューレンていやあ台湾出身の国際的テロリストだ。上からも暗殺命令が出てるが、顔を変えたなんて情報は来てねえぞ。
草薙素子:内が嵌められているか。1課が嵌められているか。
バトー:どっちにしろこのタイミングは妙だ・・・タチコマ、念の為さっきの車の連中を抑えろ。
タチコマバトーさん、対象が店の裏に姿を現しました。
バトー「なっ・・・!?ちっ・・・」

カワシマ「この国は難民が住むには贅すぎるが・・・難民を受け入れられる程裕福じゃない。」
1課「ウォン・チューレンだな?」
カワシマ「え?」

バトー「抑えとけ!」
タチコマ:ラジャー!

タチコマ「銃を置け!」

バトー「カワシマ!」

1課課員「何なんだお前等!?」
バトー「座ってろ!」

タチコマ「すみませーん。通路が狭くて盾になれませんでした。」
トグサ「お前等1課だな。」
1課「お前達は?」
バトー「同業者だよ。こいつの顔を良く見ろ。こいつは顔迄は義体化しちゃいねえ。つまり、こいつはウォン・チューレンじゃねえって事だ。」
1課「どういう事だ。1課では確かな情報を掴んでいたんだ・・・ん?あんたら素子の・・・」
バトー「お前等も噛まされたって事さ。俺達と同じ様にな。」


脚注
※1:素食=スーシー。素食とは中国語で菜食の意。質素な食事ではない。
※2:initiative 主導権の意。

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